光秀の定理

愚息と名乗る坊主が荒れ果てた京の地で賭博を開いて生計を立てている。

親と子、一対一の、簡単な賭博だ。

四つの椀が伏せられていて、親がそのうちの一つに石ころを入れる。

もちろん、その間、子は目をつぶっている。

四つのうちのどの椀に石ころが入っているのかを当てるという単純きわまりないゲーム。

ただし、これだと当たる確率は4分の1だから子が圧倒的に不利。

という訳で、子が椀を指定したあとに、親は外れの椀を二つ開く。

残りの二つの椀のいずれかに石ころは入っている。

この時点で、子は指定した椀を変更しても良い。

あたりは二つに一つ、のはずだが。・・・・

 

これが光秀にどうつながるのかというところがこの小説の主題かも。

あわせて読みたい