老いる勇気

ひどいテレビコマーシャルが多いと感じます。

宣伝費を大量に投下して、ありもしないニーズを発掘、ではなく、創出する。

あるいは、消費者の恐怖心をあおって、ニーズを強制的に押しつける。

そうしないと企業が成長出来ないのでしょうけど、最近はちょっとやり過ぎの感。

 

「これが今年の流行。」

「抗菌作用でどうのこうの。」

など、たぶん、あっても無くても良いような商品なんだろうと思います。

 

そして、あっても無くても良い割には結構大きな市場なんだろうなと思うのがアンチエイジング商品。

白髪染め、薄毛対策、シワ取り、シミ取り、美白、もちもち肌?。

つまり、見た目を実年齢よりも若く見せたいというニーズが存在し、そこにいろんな企業が群がっている状態。

これってなんなんでしょう。

 

「いくつに見えますか?」

と聞かれたときに気を使って少し若めに答えた経験、みんなあると思います。

日本では実年齢よりも若く見られたいとみんな思っているらしいので。

 

「だけど、もしかしたらこのニーズってテレビコマーシャルで作られたのではないだろうか? みんな、そうしなきゃって騙されているような気がする。」

そんな思いをとある方に話したところ、

「タイではね、みんな若く見られることを嫌うんです。人間として成熟していないって思われるのが嫌なんです。」

と教えていただきました。

仏教の盛んなタイでは悟りに近づいた方が多いのか、どう言うことなのかよくわかりませんが、なかなかの衝撃です。

部族の中で長老が最も尊敬されているような自然な感覚。

 

大切なのは毎日をどう生きるかであって、そのほかには何も必要ないのかもしれません。

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