ホンブロイッヒ ランゲン美術館

安藤忠雄さんの展示会を見て思い出したことをちょっと書こうと思います。

2年前の夏、私はデュッセルドルフ郊外のノイスという町へ出かけてきました。
ここには、ホンブロイッヒ ランゲン美術館があり、安藤さんがここに新たなパビリオンを建てたと雑誌カーサに書いてあったのです。

安藤さんの建築物はこの美術館の近くにあるという話でした。
とにかくまずはランゲン美術館へ。

まず、驚かされるのは敷地の広さ。
全体が自然公園の趣で池や丘をそのまま活かした設計。
そしていくつかのパビリオンが点在していますがそれぞれの距離は徒歩5分から10分ぐらいかかります。
ゲートで渡された地図はなくさないように。

パビリオンは入り口ドアがないものもあり、パブリックな雰囲気。
来訪者が思い思いのスタイルで自由に鑑賞できます。

どちらかといえば美術品よりは、全体の雰囲気がとてもすてきで記憶に残りました。

入場料に含まれるパンとコーヒーをカフェでいただいてほっと一息つきます。
「相席しても良いか?」
「どこから来たの?」
みんな、結構フレンドリー。

そしてランゲン美術館をぐるっと一回りした後に安藤さんの建築を目指して移動。
ここから歩いて15分とのこと。

その後道に迷ってえらいことになりますがいろんな人に助けられながら、とにかく約1時間後に清涼感あふれる目的地にたどり着きました。
おなじみの安藤さんの水面風景。

受付の方が
「安藤さんのファンでしょう。こんな遠くまでよく来ましたね。ご苦労様でした。実は私も安藤さんのファンなのでここで受付をしています。」
と、言ってくれたのが何となくわかりました。
ドイツ語は全然わかりませんので、気のせいかもしれませんが。

自然に囲まれた美術館という素晴らしい装置がみんなの気持ちを解放しているような気がします。
誰も気取っていないし、立ち居振る舞いが素のまま。
素のままで優しい。

そういう場を海外にまで提供できる安藤さんはうらやましくもあり、同時に、アネックスのキャンピングカーもそこを目指そうと思います。

Posted by Picasa

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