アントワープ駅

2016-09-08-09-34-57

カピロ社訪問の翌朝はコルトレイクから隣国オランダのスキポール空港へICを3本乗り継がなければなりません。

しかも日本とは違って列車の発着遅れや使用するホームの変更がたびたび行われる上にフランス語かオランダ語か(?)のアナウンスがまったく理解できないため、すこし緊張しながらの乗り換えです。

でも、途中下車したアントワープ駅はそういった諸々の緊張感を忘れさせるほど素晴らしいデザインでした。

たいていの場合、ヨーロッパの大都市主要駅は終着駅の形になっていてホームがたくさん平面的に並んでいるのですが、ここは地上2階、地下1階の3層構造。

で、自分が今どのレベルにいるのかわかるよう、あるいは閉塞感を減らし開放感を高めるため中央部は吹き抜けになっています。

たぶん、歴史的価値のある駅舎や大屋根を取り壊さずにホームの数を増やす方法として、従来のホームを立体的に改造したのだろうと思いますが、地下ホームはさらに線路を延長させることによって終着駅ではなく途中駅になっていました。

100年以上前の建造物を大切に活用するこういった考え方に対しては「耐震性はどうなんでしょう?」と言う声が日本では聞こえてきそうですが、それが可能であるというこちらの環境はうらやましい限りです。

 

2016-09-08-09-35-07

あわせて読みたい