宝ヶ池
学生の頃、週に2回のトレーニングをしていた宝ヶ池公園。
気楽なスキー同好会だったのでそれほどハードなトレーニングをしていたわけではありませんが、小さな事件が起こったのは1年生だった、ある夏の日のこと。
「ウサギ跳びとか、根性だけを鍛えるような、時代遅れのトレーニングは止めて、スキーがうまくなるように、もう少し科学的に根拠のあるトレーニングメニューを組んで欲しい。」
隣の女子大学から同好会に参加していた新入り1年生がミーティングの席で突如の発言。
トレーニング担当の3年生は論理的に反論することができず、「あー、うにゃ、むにゃ、・・・」。
先輩もたぶん(絶対に)僕らと同じスポ根漫画を読んでたんだろうから、「いや、この練習の有効性は巨人の星やあしたのジョーで証明されている・・」と言えば良かったのに。
その後しばらくは先輩がどこかで仕入れてきたへんてこな体操をさせられましたが、いつのまにか元に戻ってました。
時代は行ったり来たりしながら少しずつ進んでいくようです。