バッテリーのテスト

「AGMタイプはすごく良い。」と説明も受けたし、カタログにもHPにも書いてある。
しかし、実際の使用感としてどう違うのか、ということを確かめるために単純なテストを行った。

比較するのはVARTAブランドのAGMと密閉型。
両方とも115Ahの大きさである。
メーカーさんに頼んでベストの充電状態にしていただいた。

実験前の電圧 AGM=12.7V 密閉型=12.6V
電子レンジを12分使用後 AGM=12.5V 密閉型=12.4V
(まだまだ余裕。)

電子レンジをさらに30分使用後 AGM=12.0V 密閉型=12.0V
さらに30分後 AGM=11.6V 密閉型=11.6V
(差が出ない?)

そして20分後 AGM=11.0V 密閉型=11.3V
(??!密閉型の方が優秀??)

何故そうなったのか考えてみると<最後の10分間程度、密閉型はサボっていたのではないか>という仮説にたどり着いた。
そして、同じ時間だけ同じ電流で充電した翌日再度実験。
最後のサボり状態を測定するつもり。

実験前の電圧 AGM=12.3V 密閉型=12.5V
(昨日の差がそのまま持ち越されている)

今日は電流値も計測する。
電子レンジ使用中のデータ
28分時点 AGM=11.3V 51A  密閉型=10.9V 46A
33分時点 AGM=11.1V 54A  密閉型=10.8V 45A
(出力に10Aもの差が出ている)

37分時点 AGM=10.4V 54A  密閉型=10.2V 35Aで停止
46分時点 AGM=10.7V 33Aで停止
(やっぱりAGMの方が電流値も大きく、かつ、長時間回る)

停止後30分ほど休ませてから計測すると
AGM=11.4V  密閉型=11.9V
(停止後の電圧は密閉型の方が高い。これが昨日の結果の理由)

感覚的な表現で言えばAGMの方がぎりぎりまでガンバル、という感じ。
バッテリー内には電気がそのままの形で入っているのではなくて、化学反応によって電気を作り出すポテンシャルがある、ということ。
つまり、容量は同じだけれどもAGMの方が化学反応が早くてどんどん電気が出てくる。
密閉型の方は終盤、電子レンジの要求に応えられなくなっていた。

大抵のキャンピングカーには11.0V辺りで出力カットする機能がついているが、密閉型の場合はバッテリー内に容量があるにもかかわらず、化学反応が遅いため表面電圧が降下し、出力カットに至るケースがある。
AGMはその辺りが優秀と言えそう。

メーカーさん曰く、充電性能も繰り返し使用性能も全て優秀とのこと。
期待できそう。

ご注意:
実験に使った電子レンジは12V専用モデルで消費電力が600W程度と思われます。一般の950Wクラスではこれほどの長時間運転はできないと思われます。
密閉モデルがダメというわけではありません。上記のようなめちゃくちゃな使い方は一般的ではありません。

Posted by Picasa

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