結露を考える

結露の季節がやってきました。
結露の発生を数字で考えてみたいと思います。

空気中に保持できる水蒸気の量は空気の温度によって決まっていて、これを超えた水蒸気は液体に変わります。
そして、壁面についた液体が結露と呼ばれます。
気体の状態で保持できる水蒸気の量は下記の通りです。

30℃・・30.3g/立米
20℃・・17.2g/立米
10℃・・ 9.4g/立米
0℃・・ 4.9g/立米

この数字にキャンピングカーの内容積を掛け算すればそのキャンピングカーが保持できる水蒸気の最大量がわかります。
たとえば内寸の縦横高さが4mx2mx2mのキャンピングカーなら16立米ですから上の数字に16をかけて下記のような数字になります。

30℃・・484g
20℃・・275g
10℃・・150g
0℃・・・78g

ところで、人が呼吸や皮膚から発する水分は一日1リットルと言われています
ざっと単純化すると1時間に40gということになります。
夕方、エントランスドアを閉めてから翌朝エントランスドアを開けるまで12時間とするとそのキャンピングカー内に人から放出される水分量は

40g/hx12h=480g

これが5人家族になりますと

480gx5人=2400g

実に2.4リットルもの水分が室内に放出される計算です。
また、キャンピングカーが保持可能な水蒸気量に比較して桁違いに大きな数字であることがおわかりいただけると思います。
先ほどの計算結果によれば室温が20℃の場合、室内には275gしか保持できませんので、気体から液体へ変化する水蒸気の量は

2400-275=2125g

つまり、約2リットルの水が結露となるはずです。
実際には夕方の時点で湿度がゼロと言うことはないでしょうし、室内に温度のばらつきもありますからもう少し結露は多めになると思われます。

ではどうすれば良いのかと言えば、換気しかないと考えられます。
換気によって室温が低下しますが、それを補うのがFFヒーターです。
結論から言えば、換気とFFヒーターの併用をお勧めします。

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計算は悩みながら自己流で行いました。
もし間違いなどございましたらお知らせください。
計算に使った数字は下記のサイトを参考にさせていただきました。
http://ja.wikipedia.org/
http://www.suntory.co.jp/

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