はじめにA010101

アネックスのキャンピングカーをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

キャンピングカーには普通の車とは異なる各種機器が搭載されています。

この説明書には取り扱いについての必要事項を記載してあります。

安全で快適なくるま旅をお楽しみいただくために、ご使用前に必ずお読みください。

★表示内容を無視して、誤った使い方をした時に生じる危険や損害の程度を説明しています。


この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う

危険が切迫して生じる場合が想定されることを表しています。


この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う

可能性が想定される場合を表しています。


この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が障害を負う可能性が

想定される場合、および物的障害のみの発生が想定される場合を表しています。


★この取扱説明書は、車載の取扱説明書とともに、いつもお車に保管してください。

★自動車本体については、メーカーの取扱説明書をご覧ください。

★車両の仕様などの変更により、この説明書の内容と実車が一致しない場合がありますのでご了承ください。

重要説明(バンコン)A020101

下記の項目をよく読んでいただき、ご理解のうえご使用ください。

下記の内容に反してご使用になりますと、身体、生命に危害を及ぼす恐れがあります。

走行前

カセットガスボンベをコンロ本体またはアダプタから取り外して下さい。

キャンプ中

クルマの周囲に充分な換気スペースが確保できない場所で就寝するときはエンジンを停止してください。(排気ガスが車内に流入しガス中毒の恐れがあります。)

就寝時には窓を少し開いて換気をしてください。

FFヒーターを使用するときは排気口近くの窓を開かないでください。

車内に燃焼式の暖房機を持ち込んで使用しないでください。


走行前

各部扉のロックを確認して下さい。

走行中

一般乗用車に比べると重心が高いため、走行中のローリング(横揺れ)や、ピッチング(縦揺れ)が大きくなります。また、車体の面積が大きく、横風の影響を受けやすいので、高速走行時などは十分注意し、安全運転に心がけてください。

走行中は寝台は使用しないで下さい。

走行中に車内での移動はしないで下さい。

走行中は所定の位置以外への乗車をしないで下さい。

キャンプ中

傾斜地に駐車する場合は輪止めをご使用下さい。


走行前

外部積載物固定確認。使用した電源コードや揺れ止めジャッキの格納。

走行中

下り坂ではエンジンブレーキをご使用下さい。

その他

定期的にメンテナンスを受けて下さい。

電装品を勝手に取り付けないで下さい。

装備品の修理は専門業者にお任せ下さい。

メインスイッチ

メインスイッチB010101

使い方
電気設備を使用するためにメインスイッチを ON にします。
メインスイッチを ON にするとスイッチ表面の緑色ランプが点灯します。
使わないときはメインスイッチを OFF にして下さい。

豆知識

微弱な電流
電気設備を何も使用していなくてもメインスイッチが ON の状態ではパイロットランプやリレーが微弱な
電力を使用しています。
メインスイッチを ON にするとリレーが作動し、各部の電気設備に電気が通じます。
メインスイッチと無関係に作動する電気設備もあります。(FF ヒーター、インバーターなど)

ローボルテージセキュリティ
電気を使っていて、サブバッテリーの電圧が 11V まで下がると電気供給を自動的にカットします。
バッテリーが充電され 12.4V まで回復するとふたたび電気供給を自己復旧します。

作動しない?

メインスイッチをONにしても電気設備が作動しない場合は下記をご確認下さい。

バッテリーチェッカーでサブバッテリーの電圧を調べます。電圧が下がっている場合はサブバッテリーを

充電して下さい。

サブバッテリー(+)端子部のヒューズが切れていないかご確認下さい。

各電気設備のヒューズが切れていないかご確認下さい。

電気設備の改造は火災などの原因となる可能性があり大変危険です。

ルームランプ

ルームランプB010201

使い方
メインスイッチを ON にします。

集中スイッチ部のスイッチを ON にします。

電気設備の改造は火災などの原因となる可能性があり大変危険です。

バッテリーチェッカー

バッテリーチェッカーB010302

1:メインバッテリーの電圧が表示されます。

2:サブバッテリーの電圧が表示されます。

13V以上・・・走行充電または外部電源などで充電されている状態です。

12V以上・・・良好な状態です。

12V未満・・・充電が必要です。

作動しない?

ヒューズが切れていないかご確認下さい。サブバッテリーの電圧がかなり低下しているかもしれません。充電してみて下さい。

電気設備の改造は火災などの原因となる可能性があり大変危険です。

外部電源/走行充電

外部電源/走行充電B010403

外部電源

使い方

外部電源口の丸いふたを外し、車載の接続コードプラグを差し込みます。接続コードのもう一方端部をご家庭やキャンプ場の100Vコンセントに差し込みます。自動的に充電が開始されます。プラグを取り外すときはプラグのリング(赤色の丸部分)を左に回しながら引き抜いて下さい。走行中はキャップをして下さい。

作動しない

サブバッテリー付近で茶色の配線に取付られた30Aのヒューズを確認して下さい。100V配線のブレーカーを確認して下さい。

走行前に外部電源コードを取り外して下さい。

2回以上ブレーカーが切れた場合はご使用を中止して下さい。無理に使い続けると配線が高温となり最悪の場合は火災の原因となります。

走行充電

使い方

エンジンを掛けます。自動的に充電が開始されます。

豆知識 エアコンの作動中やヘッドライトの点灯中はエンジンを掛けても充電できないことがあります。充電にかかる時間は一概に言えませんが少なくとも「使った時間」以上に「充電する時間」が必要とお考え下さい。

電気設備の改造は火災の原因となる可能性があり大変危険です。

インバーター使用(400Wクラス)B010801

使い方

インバーターのスイッチを ON にします。

豆知識

室内でお使いになる電気機器は合計で  300W  以下として下さい。 400W クラスのインバーターは小型テレビなどの小さな消費電力製品類に適用します。

電気設備の改造は火災などの原因となる可能性があり大変危険です。

基本配線概略図

基本配線概略図B011001

バンコンバージョン配線図

概念を表しているため実体とは異なります。

この図にはオプションが含まれています。

予告なく変更することがあります。

冷蔵庫7リットル

冷蔵庫7リットルB020103

①車両メインスイッチ

②冷蔵庫本体ON/OFFスイッチ

①メインスイッチをONにします。

②本体後方にあるスイッチをONにします。

作動しない?

ヒューズが切れていないかご確認下さい。

電気設備の改造は火災などの原因となる可能性があり大変危険です。

水中ポンプの空転(水なし)注意B020205

水が入っていないときにポンプを回さないで下さい。

破裂する恐れがあります。

水中ポンプ

水中ポンプB020209

使い方

清水タンクに水を入れます。

水中ポンプを水の中に沈めてタンクのフタを閉めます。

メインスイッチをONにします。蛇口のレバーを回すとポンプが作動して水が出ます。ご旅行から帰られましたら水タンクを洗浄し、清潔に保って下さい。

豆知識 蛇口のレバーに電気式スイッチが内蔵されています。

蛇口の閉め忘れにご注意下さい。長時間ポンプを動かし続けますとポンプの内部モーターが破損することがあります。水が入っていないときにポンプを回さないで下さい。破裂する恐れがあります。

電気設備の改造は火災の原因となる可能性があり大変危険です。

カセットコンロ

カセットコンロB020401

使い方

家庭用と同じです。ガス缶をセットし着火ノブを回して点火します。走行中はガス缶をコンロ本体から取り外して下さい。

ガス缶はガラス窓の内側など高温になる場所には置かないで下さい。

カーテンなど燃えやすいモノが周囲にないことを確認して下さい。

シートアレンジ

シートアレンジC010401

走行時

シートベルトを取り外します。

座面角度調節ベルトを引き座面を引き起こし前方へ倒します。

ヘッドレストを抜きます。

背もたれ調節ベルト(赤色の矢印)を引き背もたれを前方へ倒します。

停車時

ダイネットモード

走行中にベッドに乗車することは大変危険です。

走行中は2列目シートは前向きでご使用下さい。後ろ向きで使用するとシートベルトの装着ができませんので

危険です。

3列目のシートは走行中の使用禁止です。

エレベーティングルーフ

エレベーティングルーフD010401

ルーフのロック

走行時はルーフ左右に装備されたベルトを用いてルーフを固定して下さい。

ルーフのはね上げ

ボタンを外して左右のベルトを緩めて下さい。

押しながらベルトを緩めて金具を外して下さい。

ルーフベッドのはね上げ

エレベーティングルーフを開いたときにルーフベッドを跳ねあげておくことができます。ダンパーが付いておりますのでそのまま上げて下さい。

ルーフの閉じ方

ルーフを閉じるときは周りのテントを室内側へ引き込んで下さい。テントを引き込み終えてからルーフを最後まで閉じて下さい。ルーフのロックベルトを締めたあとでだぶついているテントを隙間に押し込んで下さい。

走行時は必ずルーフ固定ベルトを用いてルーフが開かないように固定して下さい。もしも、固定せずに走行した場合、突然ルーフが開いて破損。あるいは後続車両等に重大な危険性を与える可能性があります。ルーフベッド部分では大人2名が就寝可能ですが、飛び跳ねたり無理な力を加えないで下さい。もしも、飛び跳ねたり無理な力が加わった場合はルーフベッドボードが破損し、ケガをする可能性があります。

スマートコントロール簡易な使い方     

スマートコントロール簡易な使い方     E010202

使い方

①電源ボタン  緑色表示ON 白色表示OFF

②ダイアル

FFヒーターをONにする

①電源ボタンを押します

もう一度、①電源ボタンを押します

①電源ボタンの色が白色から緑色に変わります。

②ダイヤルを右に回して温度設定をして、ダイアルを押して下さい。しばらくするとFFヒーターが作動します。設定温度まで室温があがるとストップします。設定温度が低いとすぐストップします。

FFヒーターをOFFにする

もう一度①電源ボタン押すと緑色から白色にかわります。何もさわらないでしばらくすると液晶、①電源ボタンの色が消えます。

特徴

室内の温度が調整ダイアルで設定した温度に達すると暖房出力がアイドル制御され、燃料の供給がおさえられ、燃焼空気ファンの速度が低下します。暖房出力のアイドル制御中にさらに室内温度が上がると燃焼を中止しますが、燃焼空気ファンは回転を続け、室内温度が設定温度以下になると、自動的にヒーターは再燃焼します。

豆知識

FFヒーターは運転停止後の自動クリーニングが必要ですのでメインスイッチとは別系統の電力供給となっております。FFヒーターは自動車の燃料を燃焼させて、サブバッテリーを電源として作動します。燃料消費量は4時間で1ℓほどです。

長時間使わないままにしておくと、ヒーター本体付近の燃料が変質し、着火不良を引き起こす可能性が高くなります。ご使用にならない期間(夏期など)でも、1ヵ月に一度はヒーターを10分程度作業させることをお勧めします。

※詳しくはベバストヒーターの説明書をお読み下さい。

2年に1度の車検時に燃料配管からの漏れが無いか、接続部分のねじに緩みが無いか、点検をしていただきますよう、整備事業者様にお伝え下さい。万一、燃料漏れが発生したままでお使いいただきますと最悪の場合は火災に至る可能性があります。

MAX×FAN(マックスファン)

MAX×FAN(マックスファン)E020101

①車両メインスイッチ

②ルーフベント開閉ノブ

③ルーフベントON/OFFスイッチ

④吸排気切り替えスイッチ

⑤風量調整スイッチ

⑥AUTOスイッチ(室温25.6℃以上で自動でファンが回ります)

使い方

①メインスイッチをONにします。

②三角ノブを下へ引いてロックを解除します。

三角ノブを左へ回して蓋をご希望の位置まで開きます。

③ルーフベント本体のON/OFFスイッチを押します。

④ルーフベント本体のIN/OUTスイッチを押して吸気と排気を切り替えます。

⑤ルーフベント本体の+-スイッチを押して風量を調整します。

⑥ルーフベント本体のAUTOスイッチを押すと室温25.6℃以上になったときに自動的にファンが回ります。

豆知識

蓋を開かなければファンは回りません。

ファンを回さなくても蓋を開くだけで多少の換気が可能です。

AUTOスイッチに表示されている78℉はアメリカで使われている華氏表示です。日本で使われている摂氏に換算すると25.6℃となります。

作動しない

蓋が開いているか確認して下さい。

ヒューズが切れていないかご確認下さい。

電気設備の改造は火災などの原因となる可能性があり大変危険です。

高速走行時は蓋を閉じて下さい。蓋を開いたまま走行すると風の抵抗により蓋が破損する可能性があります。

注意事項F010101

エンジンがかからない

スマートキー装着車の場合、ブレーキペダルの踏み込みが弱いとセルモーターが回らないことがあります。

セルモーターが回らない場合はブレーキペダルを強く踏み込んでみて下さい。

換気の必要性について

スキー場など寒冷地において車中泊をすると室内の電子機器に結露が発生し、誤作動を起こすことがあります。

寒冷地で車中泊する場合はFFヒーターを使いながら窓を少し空ける等、換気を行って車内に滞留する水蒸気や湿気を車外へ放出いただきますようお願いします。

また、エンジンを掛けられる状況でしたら内規循環の状態でエアコンを作動させ室内の除湿を行うのも有効と考えられます。ご自宅に戻られたあとは水分を含んだスキーウェア等を車内に放置せずに充分な換気を行って下さい。

車内での調理について

車内で湯沸かし等の調理を行う場合、大量の水蒸気が車内に滞留します。これを放置すると運転席周りに結露が発生しダッシュボード内部の電子機器誤作動の発生原因となる可能性があります。また、最悪の場合はエンジン始動ができなくなる可能性があります。調理を行う際は左右の窓を開き、水蒸気を車外へ放出していただきますようご注意下さい。

カセットガスについて

車内でコンロをご使用の場合、必ず窓を開いて換気をしながらご使用ください。窓を閉めたままご使用した場合、一酸化炭素中毒や酸欠により死亡または重傷の原因になります。容器は直射日光を避け40℃以下の場所にキャップをして保管してください。

タイヤサイズと許容荷重および空気圧

タイヤサイズと許容荷重および空気圧F010201

タイヤにはすべて「負荷能力」(一般的には許容荷重という言い方をします。)が定められています。

お車に装着されているタイヤが何キロの荷重まで耐えられるのかご確認下さい。

また、その性能を発揮するために必要な空気圧も重要です。

車検証に記載された車両重量と照らし合わせて、どの程度の荷物を積むことができるのか計算できます。

安全のため、燃費向上のため、積載品はできる限り軽くして下さい。

特にキャブコンの場合、タイヤにかかる負担が大きく、弊社が考える耐用年数は3年程度です。

3年以上経過したタイヤでは溝の有無にかかわらずバーストする危険性があります。

3年経過したタイヤは交換して下さい。

走行中異常な振動に気がついたらハンドルをしっかり持って路側帯にゆっくり寄せて停車して下さい。

バンコンの場合はバーストの報告はほとんど受けておりませんが、なるべく早めの交換をお勧めします。

タイヤの許容荷重表

キャンピングカーにもさまざまな種類のタイヤが装着されています。タイヤにはすべて「負荷能力」(一般的に許容荷重という言い方をします。)が定められています。お車に装着されているタイヤが何キロの荷重まで耐えられるのかを知っておくことは大切なことです。また、その性能を発揮するために必要な空気圧も重要です。車検証に記載された車両重量を照らし合わせて、どの程度の荷物を積むことができるのか計算できます。安全のため積載品はできる限り軽くしてください。

空気圧-負荷能力対応表(一部抜粋)

タイヤ1本あたり何キロまでの荷重に耐えられるかを示します。

注1.表中の数字の単位は (kg) です。

注2.空気圧の単位について>>(100kpa) は (1.00kgf/平方cm) と同じです。

注3.最大負荷能力に対応する空気圧を超えてはいけません。グレーに着色された部分は使用できません。

注4.許容荷重は速度とも密接な関係があります。法定速度を厳守してください。

最大負荷能力に対応する空気圧を超えてはいけません。グレーに着色された部分は使用できません。

許容荷重は速度とも密接な関係があります。法定速度を厳守して下さい。

ロードインデックス(LI) について

タイヤサイズに表記されたロードインデックス (LI) の数字でそのタイヤの負荷能力がわかります。たとえば、205/70R15 104/102 L LT の場合、104がシングルタイヤとして使用する場合のLI,102がダブルタイヤとして使用する場合のLIです。

注4.表中、負荷能力の単位は(kg)です。

注5.負荷能力は規定の条件下で、そのタイヤに負荷できる能力です。

注6.規定の空気圧はタイヤサイズごとに異なります。